+ゆらりゆらりとキラキラ+

ゆらりゆらりとキラキラ生きるのが望み。言いたい放題許して頂戴。

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梅 「美しさと儚さの狭間で」



そうだな。
あの時の気持ちをなんと言おう。

僕はいつも舞台では、
夢の中にいるような気がするのだ。

いつも舞台に立つと、すべてが楽しくて、ドキドキして、
スポットライトが眩しくて、
他の出演者の衣装にもスポットライトが反射して、赤や緑、ピンクでキラキラしている。
みんな笑顔で、拍手が絶えない。

僕はきっと、夢の中の虜なのだ。

だからこそ、飽き性の僕もまだこの仕事を辞めては居ない。

美しくてしょうがないこんな世界の中に僕も仲間入り出来るだなんて、なんて幸せなことだろう。


でも、君が来たあの日からやっぱり。
何かが変わってしまった気がする。

「嗚呼、そういえば君はあの席に座っていたな。」
と思うたびに、同時に、
「やっぱりもう一度来てくれることはないだろうな。」
とか、
「嗚呼、今日も君は居ない。」
と思ってしまって。

僕の何かが痛いんだ。

もう新しい公演も始まって、僕は違う空中ブランコに乗っている。
あれから3ヶ月も経つのにさぁ・・・・。

3ヶ月前までは確かに美しさだけで出来ていたこの世界。
今はもう違う。

もう来ない人を想うなんて、なんだか虚しい気もする。
儚い感情かな。


美しさと儚さの狭間の世界で空を飛んでいる僕。
今、君はどうしているのかな。

| 17:39 | 花で5つのお題。梅 | comments(0) | trackbacks(0) |

お題というものに興味が惹かれました。

少しずつ更新していこうかな。
最後まで出来るかな?!(笑)

感想など是非是非お願いしますね!



 梅 目次

1.穢れなき瞳 

2.美しさと儚さの狭間で

3.貴方のために私が在る

4.その想いだけ

5.映し出された、自分という真実



| 15:32 | 花で5つのお題。梅 | comments(0) | trackbacks(0) |
梅 1「穢れなき瞳」



あれは確か、公演中。
僕はまたいつもと同じように、空中ブランコに乗っていたんだ。

逆さで大きく手を広げながら、もちろん笑顔。
メイクも口を吊り上げたようなメイクだし。
目だってにっこりメイクが描いてある。

いつも空を飛ぶときの僕の気持ちは、「まるで鳥のように。」
何も考えずに、無心で空を飛ぶことに没頭するのだ。

お客さんが喜んでくれるのが、僕らの目的。
でもね、正直空を飛んでるときには、お客さんの顔なんて見えない。
だって、空を飛ぶことに没頭しているからね。
お客さんのかおなんて横流しでよくわかんない。

だけど、その日は何か。
まるですーっと景色がそこだけはっきりとしたように。
そこだけ何かがきらりと光って、光もコッチをてらしていた。
気づけばそこだけずーっと見てしまっていた。


君と目が合ってしまったのだ。


空を飛びながら、目は止まってしまった。


君の瞳


お客さんなんて何百人もの単位だし。
目の数なんて数えられないほど、きっと何千個。
でもね、なんでかな。

君が笑わってないのもきっとせい。
何か怖いぐらいに真剣にこっちを見ていた。


「嗚呼、あれが穢れなき瞳なんだ。」


と僕が無意識に感じてしまったのが一番なんだけど。



そして、今は公演の千秋楽。もうすぐクライマックス。
なぜか今でも忘れられない。
今回の公演で一番記憶の中で強いかも。
君は確か、あそこらへんに座って居たな。
今は、小さな子供がすっげー笑顔でコッチに手を振っている。


僕はあの台へ着地して。
夢心地のような空中飛行ももうすぐ終わる。




| 15:25 | 花で5つのお題。梅 | comments(0) | trackbacks(0) |